Petros Maniatis, Stanford University, maniatis@cs.stanford.edu Mary Baker, Stanford University, mgbaker@cs.stanford.edu
WMCSA 2003
http://berkeley.intel-research.net/maniatis/publications/HINTS.pdf
個人的なオンライン識別子の移動を考える。
移動とは、仕事が変わった時、住所が変わった時、ISPが変わった時などである。
この論文ではHINTS (a historic name-trail service)を使用する。
HINTSは過去のIDから現在のvalidなIDへと変換を行う。
On-lineの識別子は実は実世界と結びついている。例えば引越しなどをすると、 ISPはたぶん変更するだろう。もっとやすいISPもでてくるかもしれない。そうす ると、メールアドレスとかも変更されるよね。
識別子が変更されると、前の識別子に対して連絡をとろうと思ってもとれない状 況が発生する。
これは、on-line 識別子は、人々と結び付いていないことが原因である。
これを Personal-Identity Mobility 問題と呼ぶ。
-- Home Addressがある。
がある。
HIstoric Name-Trail Service (HINTS)は
しかも、過去使った識別子も全部保持してある。
この研究はまだ途中で、この論文はアイデアを示すためのものである。
この章はnaming のmodelを示す。
"current"は、現在の識別子を示す。昔のnameに関してはdivision controlを行 う。
この論文では、e-mail adressを例に使うが、この技術はe-mailに限定されない。
人々が使う「名前」は多数の独立した名前空間から構成される。
一つの名前空間は、"name-space provider"と呼ばれる単一の管理者が管理し、 ユーザには管理者が名前を割り当てる。これは例えばYahooなどだ。
しかし、name-space providerは、全ての権限を持ってて、いろんな理由(合法的、 社会的、政策的)で変更を迫ったり消したりするかもしれない。
この論文では、mobile personをJane Mobileとし、correspondentをDan Friend とする。
この問題に対するてっとり早い解決は、中央集権的な信頼のおけるサービスだ。 でも、もっとsecureでfault-tolerantなものをsection 5に述べる。
HINTSはmobile peopleと name-space providerを分ける。なぜなら両者は責任の 範囲が違うからだ。
schema
図2に"Association Record"を示す。これは、Mobile PersonとIdentityを結びつ けるものであり、その時刻、次のLinkおよびAssignなどの情報も保持している。
図3にAssociateのわかりやすい図がある。
HINTSの名前は正しく現在の識別子(e-mail addressなど)に変換されなければな らない。
そのために、name historian は、中央集権で信頼性のあるサービスを持つ。
name historianは以下の機能を持つ
name historianとのやりとりのうち、Linkの変更などはChallenge-Response形式 で行われる。
いくつかの問題がある。
今まで述べてきたようなname historianの中央集権的なアプローチはだめ。
そのためのアプローチは、
pub key
[6] CommonName Ltd. CommonName: Your internet identity. Available at http://www.commonname.com/.
[18] Novell, Inc. DigitalMe. Available at http://www.digitalme.com/. [21] PingID. Solving The Business Of Identity. http://www.pingid.com/.
[12] P. Maniatis and M. Baker. IdentiScape: Tackling the Personal Online Identity Crisis. Technical Report CSL-TR- 00-804, Computer Systems Laboratory, Stanford University, Stanford, CA, USA, June 2000.